Doshisha University Advanced Materials and Structual Engineering Lab.
研究テーマ 2020年度
Ⅰ 動力機械または動力ユニットの構造に関する研究
1.自動車用チェーン式CVTの車輛発進時のパワー伝動性能の向上<企業共同研究>
2.大型ベルトコンベアのキャリアアイドラ部の変形および損失抵抗の発生メカニズムの解明とそれを抑制する最適ベルト構造の立案
3.摩擦伝動ベルトの新理論の構築-非線形摩擦を考えた遷移現象およびクラウン効果のモデル構築-
4.自動車用CVT変速機の特性向上に関する研究<自動車メーカの業界団体との共同研究>
5.自動車用CVT変速機の特性の測定精度の向上に関する研究<自動車メーカの業界団体との共同研究>
6.乾式複合VベルトCVTの伝動効率および耐久性改善-実応用を見据えた機構改善-<企業共同研究>
Ⅱ.環境に優しい新材料の開発(低炭素化社会に向けた取り組みのテーマ)
1.セルロースナノファイバーを応用した高機能炭素繊維複合材料の開発<企業共同研究>
2.天然の植物繊維を用いた高断熱性ハニカム材の開発<公的機関との共同研究>
3.高機能炭素繊維のリサイクル技術の改善 -廃棄されたCFRPより熱分解抽出された再生炭素繊維の強度バラツキの低減-<基礎研究>
Ⅲ 先端複合材料の構造に関する研究
1.CFRTP(炭素繊維強化熱可塑性プラスチック)の締結部の強度および耐久性向上のための構造改善<企業共同研究>
2.炭素繊維強化CFRTP母材への最適形状な微細ガラス繊維の添加による疲労強度および機械的特性の改善
3.熱可塑特性を有するエポキシ樹脂を使った複合材料の耐久寿命の改善<公的機関との共同研究>
4.炭素熱還元法によりSiCを再生させたC/C複合材料のニードルパンチ処理による機械的特性の向上<他大学との共同研究>
5.CFRTPの多段重ねプレス成型後の構造要因の解明 ―その材料評価と最適条件の明確化<公的機関との共同研究>
6.風力自然エネルギー発電機に使用するCFRP製カップリングディスクの疲労耐久性の向上<企業共同研究>
7.高圧用樹脂ホースのコネクタ部での油圧保持メカニズムの解明<企業共同研究>
8.多方向荷重を受けるCFRP製ディスクのボルト締結部の耐久性の改善<基礎研究>